小林やすお 議会報告:決算特別委員会 委員長報告 (平成25年12月7日)

3年ぶりに決算認定!

25年第3回定例議会で、24年度の決算審査が行われました。
私は決算特別委員会の委員長に就任しましたので報告させて頂きます。

決算審査は、3常任委員会を3分科会とし、各所管事項についての分割審査を行ない、決算特別委員会で総括的な質疑を行います。

過去2年の決算審査では「湯河原千代田荘の運営」「麹町保育園の整備方針転換」「千代田文学賞の新聞広告費」「旧練成中学の貸付」などの質疑に対し明快な答弁が得られず、反対多数で不認定となった経緯がありましたので、委員長として今回の質疑応答の行方が心配でしたが「旧練成中…」に付いては「歳入の内訳」「役員報酬」など資料では分からない事が多い為、引き続き常任委員会で調査する事と致しました。

総括質疑終了後に各会派の意見発表を行い、採決を行った結果、共産党を除く全議員が決算に賛成し認定することに決定しました。 

自民党の意見発表

過去2年は、議会から問題点を提起しても明確な答弁が無いばかりか、具体的な改善の動きも見られない状況の中、区政史上初めてとなる2年連続での決算不認定という結論を出さざるを得なかった。
自民党議員団では、説明できない予算執行を二度と行わないことを要望してきた。
今回の審査の中で、執行機関はこれまでの決算審査での議論を真摯に受け止め、議会からの指摘事項に対してこれを改善する取り組みを行ってきたことが認められる。
また、7年後のオリンピックに対し、組織横断的、全庁的に取り組んでいくことの必要性が区長答弁で明らかになった。
26年度予算編成にあたっては、委員会からの提案を積極的に生かし、区民にとって明るい展望の見える区政運営を行うことを求め、決算認定に賛成する。

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